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パラジウム抽出回収剤

クレアスター Pd-Ex

産業技術総合研究所で開発された(特許4448937)チオジグリコール酸アミド(TDGA)類は、酸性水溶液に溶けたPdイオンを高い選択性、迅速性を持って有機相に抽出することが可能です。また、空気酸化に対する安定性にも優れ、現在Pd抽出用に使われているDHS(ジヘキシルスルフィド)に少量添加するだけで、抽出時間を大幅に短くできます。また、Pdに2分子のTDGAが配位する形で有機相に取り込んだPdイオンは、アンモニア水で水相に転溶させる事ができます。
クレアスター PD-Exは、性能、経済性を考慮し、ヘキシル基を導入したTDGAです。

特長

  • Pdイオンに対する高い選択性・迅速性
  • Pd抽出時間の大幅短縮

データ

パラジウム、白金抽出率の抽出時間依存性

実験条件

  • 抽出有機相:0.05M N,N'-dimethyl-N,N'-di-n-octyl-TDGA or DHS in (80vol% n-dodecane, 20vol% 2-ethylhexanol)
  • 水相:0.1 g/L of Pd, Pt in 3M HCl

強酸による抽出剤劣化に伴うパラジウム抽出の減少率

  • 抽出有機相:0.05M N,N'-dimethyl-N,N'-di-n-octyl-TDGA or DHS in (80 vol% n-dodecane, 20 vol% 2-ethylhexanol)
  • 水相:強酸:0.75M HNO3-2.25M HCl(2 g/L of Pd)

DHSへの添加効果

TDGAを従来型抽出剤DHSに少量添加(総抽出剤モル濃度の15%)するだけでも、パラジウムの迅速抽出が可能だった。また、100%DHSを使用した際と同様の逆抽出特性(アンモニア溶液の使用)、抽出容量(抽出剤の1/2モル濃度のパラジウムを抽出)を示した。

実験条件

  • 抽出有機相:xM N,N,N',N'-tetra-n-octyl-TDGA+(0.2-x)M DHS in (80 vol% n-dodecane, 20 vol% 2-ethylhexanol)
  • 水相:1 g/L of Pd in 3M HCl

クレアスターPd-Ex の金属の選択性

本抽出剤で有機層に抽出されたPd(Ⅱ)は、28%アンモニア水と接触させる事により逆抽出が行なえた。

実験条件

  • 抽出有機相 :0.1M Creastar Pd-EX in (80 vol% n-dodecane, 20 vol% 2-ethylhexanol)
  • 水相(金属含有水溶液):50 ppm of Pd, Pt, Rh, Fe, Cu, Zn, Ni in 1M HCl
  • 抽出実験:抽出剤を希釈剤により所定の濃度に調製した有機溶媒と、金属を含まない塩酸溶液(1M)とを試験管内で攪拌し、予備平衡を行った。予備平衡後の有機溶媒1 mLを10 mL-栓付試験管に移し、同体積の金属含有の塩酸溶液(1M)を加え、縦型振盪器で1時間振盪後、遠心分離した。抽出前の水溶液と抽出後の水溶液の濃度はICP発光分光器で測定し、抽出率を求めた。

製品一覧

クレアスター Pd-Ex

品名容量希望納入価格(円)メーカーコード
Creastar Pd-EX 10g 6,000 308-96101
Creastar Pd-EX 25g 13,000 306-96102
  • ・掲載内容は、2017年4月時点での情報です。法律および最新情報は、メーカーコードをクリックいただきご確認いただけます。
  • ・掲載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
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