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siyaku blog

ー 研究の最前線、テクニカルレポート、
実験のコツなどを幅広く紹介します。 ー

Talking of LAL

【連載】Talking of LAL「第7話 Maximum Valid Dilution」

本記事は、和光純薬時報 Vol.60 No.2(1992年4月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

リムルステストを用いて薬剤等のエンドトキシン量を測定する場合、通常、試料の影響のない状態で測定を行います。試料が測定に与える影響を除去するために最もよく用いられる方法は「希釈」でしょう。希釈を限りなく行えば試料の影響はなくなっていきますが、試料から検出できる最小エンドトキシン量は希釈と共に大きくなっていきます。 ここである薬剤のエンドトキシン試験を行う場合を考えますと、薬剤が定められたエンドトキシ...

【連載】Talking of LAL「第6話 阻害と促進」

本記事は、和光純薬時報 Vol.60 No.1(1992年1月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

リムルステストにおける問題点の一つに、試料による測定への影響があります。現象としては、測定しようとする試料の影響で、エンドトキシン測定値が通常の測定値より低くなる場合(阻害)と高くなる場合(促進)が観察されます。試料の影響の機構は複雑でこれを明らかにすることは困難と思われますが、影響の受け方によってある程度の分類は可能と思われます。すなわち、影響を受けているのが LAL の活性化である場合、エンド...

【連載】Talking of LAL「第5話 比濁時間分析法」

本記事は、和光純薬時報 Vol.59 No.3(1991年10月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

比濁時間分析法は、すでに FDA ガイドライン1)にも Kinetic-turbidimetric technique として収載され、リムルス試験の手法として現在広く用いられております。弊社のトキシノメーターは比濁時間分析法のための専用装置です。比濁時間分析法の原理は、LAL のゲル化過程を透過光量の変化としてとらえ、透過光量がある一定の割合だけ変化するまでの時間をゲル化時間(Tg)と定義し、T...

【連載】Talking of LAL「第4話 リムルステストの種類」

本記事は、和光純薬時報 Vol.59 No.2(1991年8月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

リムルステストの手法として報告されているものは数多くありますが、現在実際に広く用いられている方法は、  (1)ゲル化転倒法1,2)  (2)比濁時間分析法3,4,5)  (3)合成基質法6,7) の 3 法と思われます。 ゲル化転倒法は、10 × 75 mm の試験管中で LAL と試料を混合し、37℃、60 分間反応させた後、これを 180℃転倒させ、ゲルの形成の有無を判定する方法です。半定量的...

【連載】Talking of LAL「第3話 LAL の特異性」

本記事は、Wako News No.4 (1991年3月号)において、和光純薬工業 土谷 正和が執筆したものです。

LAL (Limulus amebocyte lysate) がエンドトキシンのみならず、β-1,3-グルカンにも反応することは本シリーズ第1話でお話した通りです。1981年に Kakinuma らはカルボキシメチル化したβ-1,3-グルカン(CMPS)が LAL に反応することを報告し1)、同年、Morita らはβ-1,3-グルカンがエンドトキシンとは別の経路で LAL を活性化することを報告...

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