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官能基選択的不均一系触媒

パラジウム炭素 -エチレンジアミン複合体(Pd3.5~6.5%)

Pd/C(en)はPd/CのPdとエチレンジアミンが約1:1の割合で複合化した不均一触媒です1)。中性条件下、さまざまな官能基を選択的に接触還元することが可能です。反応後はろ過するだけで簡単に除去することができます。また、通常のPd/Cに見られるような発火性を示さず、保存安定性を有する優れた還元触媒であり、工業的レベルでの展開が期待されます。

Pd/C(en)を用いた場合、ベンジルエーテル2)、ベンジルアルコール3)、脂肪族アミンのCbz(benzyloxycarbonyl)基2)4)、エポキシド5)、およびO-TBDMS(t-butyldimethylsilyl)基6)、を還元することなく、オレフィン、アセチレン、アジド、芳香族ケトン、ニトロ基、ベンジルエステル、芳香族アミンのCbz基、芳香族ハロゲンのみを選択的に水素化することが可能です1)

【参考文献】
1)佐治木弘尚, 廣田耕作 : 有機合成化学協会誌 , 59, 109(2001).
2)H.Sajiki, K. Hattori, K. Hirota : J. Org. Chem., 63, 7990(1998).
3)H.Sajiki, K. Hattori, K. Hirota : J. Chem Soc., Perkin Trans. 1, 4043(1998).
4)K. Hattori, H. Sajiki, K. Hirota : Tetrahedron, 56, 8433(2000).
5)H. Sajiki, K. Hattori, K. Hirota : Chem. Eur. J., 6, 2200(2000).
6)K. Hattori, H. Sajiki, K. Hirota : Tetrahedron Lett., 41, 5711(2000).

アプリケーション

ベンジルエーテル基存在下での選択的還元反応2)

32_reaction01.gif

Cbz基存在下での選択的還元反応2),3)

32_reaction02.gif

エポキシド化合物の選択的還元反応6)

32_reaction03.gif

【参考文献】
2) H.Sajiki, K. Hattori, K. Hirota : J. Org. Chem., 63, 7990(1998).
3) H.Sajiki, K. Hattori, K. Hirota : J. Chem Soc., Perkin Trans. 1, 4043(1998).
6)K. Hattori, H. Sajiki, K. Hirota : Tetrahedron Lett., 41, 5711(2000).

製品一覧

官能基選択的不均一系触媒 - パラジウム炭素エチレンジアミン複合体

品名容量希望納入価格(円)メーカーコード
Palladium-Activated Carbon Ethylenediamine Complex (Pd 3.5~6.5%) 1g 4,000 163-21441
Palladium-Activated Carbon Ethylenediamine Complex (Pd 3.5~6.5%) 5g 13,500 169-21443
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